海外のファッション業界で信頼と実績を積んでいる日本人ネイリストERIさんよりチャンスを頂け、今回海外ネイル協会より3名のネイリストがパリコレバックステージで活動を行いました。
活動した3名の方のインタビューをご紹介いたします。
お一人目は静岡で活動を行う長谷川宏美さんのインタビューです。
静岡で活動を行う長谷川宏美さんのインタビュー
>今回挑戦されたきっかけを教えてください。
以前よりからネイル業界問わずいろいろな世界が見てみたい、日本以外にも目を向けたいと思っていました。
華やかなイメージのパリコレですが、裏方では一体どんなことをやっているんだろう?どんなサポートをしているんだろう?という興味が強く、参加しました。
>バックステージに入ってみた感想はいかがでしたか?
言葉にならない位、慌ただしい時間でした。
秒刻みで行動されていて、無駄な時間はあってはならない緊迫した空気でした。
息をつく暇もないくらい次から次へといろんなモデルさんをこなし、嵐のように過ぎ去りました。
>予備日と本番で2日間活動されましたが違いはありますか?
予備日と本番内容はあまり変わりませんが予備日の時の方が時間に余裕がありました。
本番と変わらない狭い空間で、ヘアーをしている端でネイルをしました。
その際、どこがいけないか、ここを早くしたほうがいいなど適格なアドバイスをエリさんよりいただき本番に臨む事ができました。
本番では人数も多く、モデルさん数十人に対して、ヘアメイク、ネイリスト、スタイリストがいて、雰囲気に圧倒されました。
色々な方がフォローしてくださり、緊張が解け、そこからは自分のペースで進めることが出来ました。
>どのくらいの人数を担当しましたか?
手と足両方のモデルさんもいれば、手だけ、足だけのモデルさんもいたので、凡そ5~7人位です。
>バックステージではどのようなネイルをしましたか?
サロンワークは主にジェルですが、バックステージはポリッシュで、更にポリッシュが乾いていない上にアートするのは初めての経験でした。
奥行を出す様なアートと濃淡をつける様なアートで一人に掛けられる時間は5分~10分ほどでした。
濃淡をつけるようなアートは指示があり、カラーデザインは指定があった中で行いました。
>準備を含め大変だったことはありますか?
ポリッシュをさわることが日本ではほとんどないので、早くキレイに塗れるよう、選んで頂いた日からポリッシュの練習を毎日行いました。
人の手で練習したかったので、皆様にお声がけをして協力して頂き練習をしました。ご協力頂いた方、ありがとうございました。
>モデルさんとコミュニケーションはいかがでしたか?
塗る事に専念していたので、コミュニケーションらしいコミュニケーションはとれなかったです。こなすことに必死でした。
>今回参加されてお客様、周りの方の反応や仕事への変化はいかがでしたか?
お客様はやっと夢がかなったね。おめでとう!と言ってくださいました。
仕事に関しては 今まで見えていなっかった部分、今後こうしていきたいという明確な目標が出来ました。
自分の中でのキャリアアップを描くきっかけにもなり参加できて本当に良かったです。
また参加出来る機会があったら、前回よりも次はうまく塗れる自信があります!
帰って来てからも手を疎かにしたくないので、2日に1回はポリッシュを触っていて、サロンのメニューにもポリッシュは追加したいなと思っています。
最後に「夢は叶う!」ということを皆さまにお伝えしたいです。
今後も活躍を期待しております!!
長谷川宏美さん
writer
interviewer
海外ネイル協会 スタッフ
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