南オーストラリアのアデレードでネイルケア・ジェルアートに力を入れているネイルサロンを経営されているネイリストYukiさんにお話を伺いました。
現在2ヶ月先まで予約満席のサロンで、やる気のあるネイリストさんを求人しています。
ネイルスクールも設立し、日本の技術と海外で通用するネイリスト育成のサポートを行なっておりますので、渡航を考えているネイリストさんは是非参考にしてみてください！
▼ネイリストを目指されたきっかけを教えてください。
最初は友人のネイルについて行く程度でしたが、元々絵を描くことが好きだったことと、当時アクリルやスカルプが流行っておりそれに衝撃を受けて私もこれをやりたい！と思ったことがきっかけです。そこから学校を調べて、大阪から東京に上京してスクールに通うことになりました。
在学中から働けるサロンでしたので、そこで経験を積みながらスキルを磨いていきました。
▼オーストラリアに渡航されたきっかけを教えてください。
元々チャレンジすることが好きで、新しい店舗のオープニングに携わったりコンペに挑戦しながらサロンワークを行なっていましたが、たまたまお客様で留学エージェントをされている方がいらして色々お話を伺う機会があり、海外のネイルサロンで働いてみたいと思いました。
そこからワーキングホリデーでオーストラリアに行くことになりました。
▼渡航されてからはどのように過ごしていましたか？
まず海外のネイルサロンで働くことになったのですが、何も知らずに行ったこともあり、規定もスクールもなく、早くて丁寧ではないサロンが多いことにカルチャーショックを受けました。今となってはそれがとても良い経験になったと思います。
ここで中途半端に終わらせたくなかったので、ワーキングホリデーを終えて一度日本に戻り、しっかり予定を立てて目標を持った上で再度渡航しました。
▼オーストラリアでお店（自宅サロン）を出されたきっかけや流れを教えてください。
子どもが2人いるので自宅で働く方がやりやすいと思ったことと、現地のサロンだとやり方が全く異なるので自分のやり方でやりたいと思い、今までやってみたいと思っていたことにもチャレンジしたかったので自宅で開業しました。
元々はスカルプやジェル、フットもやっていましたが、客層がバラバラだったので、サロンをオープンするにあたりコンセプトを決めることにしました。現在はケアと繊細なアートが強いサロンとして、特にアートが大好きな方や美爪にこだわる奥様たちにご好評いただいております。
▼サロンを開業されていかがでしたか？
日本でやってきたスタイルはほとんど浸透していなかったので、料金設定やポップの作成、安全面の強化などに力を入れていました。開業当初はその過程が勉強できた時期でもあり今その経験を使ってサロンがうまく経営できていると思います。
現在住んでいる南オーストラリアはとても田舎ではありますが、それゆえに何かに集中できる環境ではあるのでとても良い環境だと思っています。
▼今後の目標を教えてください
今まで色々なことにチャレンジしてきましたが、やはり一番大事なのはベーシックのネイルケアだと感じています。アートについてはかなり広く浸透してきているのですが、その分ネイルケアが弱いため、日本で学んだ技術や基礎の部分をもっと広めていけたらと思っています。
例えば巻き爪矯正についても、比較的問題を抱えている方が多いのですが、現状解消するために手術をするなど大掛かりな方法しかないので、日本のネイルの技術を使ってもっとできることがあるのではないかと思い、今後日本で講習を受けてその技術を広めていく予定です。
何より現地ではサロンを持っているということが信頼にも繋がるので、そこを生かしていきたいと思います。
▼渡航を考えているネイリストさんへ一言お願いいたします
実際には技術力があっても、海外でやっていくには自信がない、英語が話せない、とチャレンジできずにいる方が多いのではないかと思います。もしオーストラリアへの渡航をお考えでしたら、現地に誰かがいるということが支えになると思いますので、ぜひ現地にいる人を頼ってください。同じ業界だからライバル、ということではなく少しでもお力になれたら嬉しいです。時間は限られているので、興味があればぜひ実際に経験してほしいと思います。
Yukiさんの経営するネイルサロン「DIARY Nailcare and Art」
Website https://diarynailcareandart.gettimely.com
Instagram https://linktr.ee/diary.nailcareandart
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