
こんにちは。海外ネイル協会 久賀田です。
NAIL STEPというオンラインサロンを先月立ち上げ、関わって下さる専門家の先生によるコラムリレーを始める事になりました。
ネイリストさんが知りたい経営のこと・法律のこと・ビジネススキルのこと・・
週1回を目途に定期的に更新していきます。
会員のウェビナー参加の予習復習に、ちょっとした知恵を得るツールに是非、ご活用下さい!
第一回は私、久賀田よりビジネス上でのご縁を繋ぐためのコミュニケーションで気を付けている事をお伝えします。
コラム①【コミュニケーション】ビジネスのご縁で大切にしていること
ネイリストとしてお仕事をされている方の接客コミュニケーションは超一流だと思います。
メールでのやり取りでも「予約ありがとうございます。ご来店お待ちしております!」のやり取りは当然のことですよね。
でもBtoB(対企業・お客様相手のサービス業はBtoC)でのやり取りでのコミュニケーションに自信がない。
どうやったらそんなに人脈広がるの?とご相談を受けることが多いので、
取引先の方やビジネスの交流の場などで私自身が気をつけている事をお伝えします。
①自分は何者か、何を目的としているか分かりやすく伝える。
②御礼やご挨拶はすぐに送る。
③FaceBookは活用すべし!
④ご紹介の進歩状況、事後報告を忘れない。
①自分は何者か、何を目的としているか分かりやすく伝える。
当たり前のことですが、ネイル業界だけで世の中が回っているわけではありません。
この業界を一歩出てみれば「どうやって固めるの?」「チップを貼っているの?」「ジェルってなに??」
世の中の巨大なビジネスマーケットの中では米粒スケールの市場で私たちは過ごしています。
何級を持っているかとか、どこのメーカーのエデュケーターだとかフォロワー何万人だとか、違った業界の人には全く無関係の情報です。
初対面の方に伝えるワードは「どので何をしているか」それだけで十分です。
銀座と京都でネイルサロンをしている。終わり。
その後の会話で「店舗を増やしていきたい。」「スクール業を充実させたい。」など今後の展望を伝える事も大切です。
すぐに仕事案件をもらう事や紹介をしてもらいたいアピールではなく、
自分の目標を初対面の人にも伝える事によって、相手が覚えていてくれる事もあり、どこからともなく話が後々来る事もあります。
心理学的にも言語化することによってより実現性が高まる、とも言われていますよね。
「自己紹介は完結に」「今後のプランはハッキリと」初対面の際に気を付けている事です。
②御礼やご挨拶はすぐに送る。
お名刺交換をした際はなるべく私からご挨拶のメールを送るようにしています。
この際は完結に。ご馳走になったり何か御礼を伝える際はもちろん御礼も添えて。
SNSの話題になれば「Facebook申請してもいいですか?」と直接尋ねたり、SNSでの交換も失礼がない範囲で自分からお誘いします。SNSを交換した場合はSNSのメッセージやDMから送ります。
その際も突然「maninail久賀田です。」ではなく、「本日展示会で○○についてお尋ねしましたネイルサロンmaninail代表久賀田と申します。」と相手が自分の情報をまだ知らないと仮定して、どこで会ったかを思い出してもらえるよう送ります。
③FaceBookは活用すべし!
ビジネス上での人との繋がりは断然Facebookが有効だと思っています。
実名での信頼性も高いですし、年齢層は30~50代がアクティブユーザー。
70代の方もビジネスを勢力的にされている方は活用されています。
SNSの良い所は交換した後も直接連絡を取り合わなくともお互いの近況が分かるところ。
Facebook繋がりでのお仕事案件や人との繋がりは数えきれない程あり私にとっては一番重要なSNSと言っても過言でないほどです。
ネイリストさんはFB活用者が少ないように感じます。
事業主の方でぐんぐん前に進みたい方は特に始められる事をお勧めします。
その際はネイル写真の投稿ばかりではなく、「こんな勉強会行きました。」「HPリニューアルしました」など
ネイルに興味のない方でも気になるような活動の紹介が良いですね!
④ご紹介の進歩状況、事後報告を忘れない。
私自身も、人やお仕事の紹介をよくする方ですが、紹介頂くことも多々あります。
「類は友を呼ぶ」ではないですが、素敵だなと思った方にご紹介頂いた方はやっぱり素敵で、人のご紹介って本当に有難いですよね。
紹介頂いた直後は「ご紹介ありがとうございます!」と紹介者に連絡はするものの、事後報告をおざなりにしてしまう方が案外多いなあと感じています。
かくいう私は紹介後に報告があってもなくてもあまりに気にならない人間なんですが、きちんとした報告があるとやっぱり嬉しいものですよね。
うまくいった件はもちろん、残念ながら成立しなかった場合や万が一トラブルになった場合でも、紹介頂いた方に状況をいち早く伝えることがマナーだと思っています。
コミュニケーションって正解がないものですから難しいですよね。
私自身も反省することは多々あります、日頃気を付けているポイントをご紹介致しました。
参考になりましたら幸いです!
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この記事を書いた人 一般社団法人 海外ネイル協会 代表理事 久賀田有紀 maninail代表・えがお爪工房ディレクター 2020年ネイリスト向け オンラインサロン「NAILSTEP」立ち上げる。 Instagram https://www.instagram.com/yuki_kugata/