blog【メキシコ在住ネイリストvol2】びっくり!ローカルサロン事情

Hola!メキシコシティ在住ネイリストのミサキです。
前回はネイルではなく、メキシコについてお話したので、今回はメキシコのネイル・美容事情について書いてみようと思います。


さっそくですが、皆さんはサロンでネイルをしてもらう上で重要としていることはなんですか?
きっとほとんどの方が【もち(耐久性)】を想像するのではないでしょうか。

いくら通いやすい場所にあったり、アートが可愛くても、直ぐに取れてしまうネイルは忙しい日本人には向いていないですよね。

しかし、私が約2年のメキシコ生活で感じたことは、メキシコ人にあまり【もち】は重要ではないということ。

まずメキシコでのジェルの施術は、日本みたいに
・ケア
・ベース
・カラー
・アート
・トップ
という順番ではなく、ボトルタイプのセミパーマメントのジェルを1時間以内で塗るサロンが多く、ケアは含まれていません。

ケアをしなければ、見栄えも良くないですし、甘皮周りも浮きやすいですよね。

もしサロンでケアをしたいのなら、”Manicure“というオプションをつけて、甘皮ケアをしてもらいます。

日本では”Manicure”というと、
ポリッシュを想像しますが、Manicureは本来爪のお手入れという意味。

なので海外でManicureと言っても通じないことが多く、
日本人の想像するManicureは、”Nail Polish”になります。


“ケアこそ大切!”

海外ネイル協会Yukiさんのブログ「フランスネイル需要」でも
「フランスでは2週間に1度サロンで付け替えをする」
と書いてありましたが、メキシコも似たようなところがあります。

ネイルは日本みたいに月に1回のご褒美、ではなく、安単価なので、取れたら変えるという感覚。

メキシコのサロンもピンキリですが、一般的なサロンで、ジェルワンカラーで約1000円、ケアをつけて1300円くらいです。

私が日本で働いていたサロンは、ワンカラー5400円だったので、そう考えると日本とメキシコのネイルの差が分かりますよね。

メキシコは物価も安いと思われがちですが、生活費など日本とあまり変わりません。

日本の物価の感覚で、ネイルが1000円と考えると、メキシコでネイルサービスへの価値が低いことがわかります。

ネイルの違いは店舗にも影響します。


ここはメキシコシティのダウンタウンにあるネイル街。

“屋台式のネイルサロン”です。

メキシコはタコスなど露店で気軽に飲食を済ませられますが、
ネイルサロンも屋台でしてしまいます。

価格はこのようなお店でワンカラーで約500円。

見ての通り、リラックスできるような環境ではないので、ちゃちゃっと塗りが当たり前。

友達のダウンタウンでのネイルを見せてもらいましたが、私が施術する上で重要視している、ケアやフォルムに拘ったネイルには見えませんでした。

ネイルではなく、他の美容も外で済ませてしまいます。

 

これは眉毛のヘナ染め。

みんな染まるまでペーパーで押さえて外に並んでいます。
なかなかシュール。

他にもまつげエクステもしていて、この体勢のままエクステをつけていました。

ただでさえ付けにくい体勢なのに、下処理なしのまま始めていて、油分除去はどうやってるん?と思いましたが、私がメキシコのサロンでまつ毛エクステをつけた時も油分除去をしてくれなかったので、結局サロンでやってもそうか、となんだかよく分からない自己解決で終わりました。

このように、メキシコ人は”もち”よりも、“簡単”で”安く”できるものがウケ、レベルはそれに見合った技術。


日本だとお金を払う以上、ある程度の技術は受けられるだろう、という感覚もあり、コスパがいい!という言葉をよく聞きますが、メキシコはまさに安かろう悪かろう、です。

メキシコに限らず、他の国にも共通するかもしれませんが、高いお金を払っても悪いサービスを受けることも多いので、お気に入りの場所を見つけるのはなかなか難しいです。

日本の寿司職人の握らせてもらうまでの時間、美容師のアシスタントの長さ、など技術職に対して厳しいという意見もありますが、安定したサービスにはこうした基礎の違いが分かります。

今回はメキシコのローカルネイル事情についてお伝え致しました。
またメキシコからのローカル情報を発信致します!


この記事を書いた人

武次美咲
メキシコ在住ネイリスト
現在メキシコシテイにて活動中。
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